オッス！弁慶だす。
父ちゃんの旅行もそろそろ終わらせないとだすな。
前に来た時に見学できなかった所であと見てないのは本殿・拝殿と薬師堂だす。
本殿・拝殿は平成の大修理で見学できなかったのだすけど、
一部は修理が終わったので見学できるようだす。
こちらは修理の終わった「唐門」だす。
唐門上部には「舜帝朝見の儀」の彫刻がされているんだす。
この彫刻は １本のケヤキに４列２７人の人物が彫られているんだすって。
キレイに修復されて胡粉（ごふん）も塗りなおされて真っ白だすな。
門柱も同じくキレイに塗りなおされて昇り竜もクッキリ浮き出てるだすよ。
唐門は一般人では通る事はできないだすから、
見学者は横手の見学者入口から本殿・拝殿に入るだす。
唐門にはウンチクに使えるネタがあるんだすよ。
それは門柱と透塀（すきべい）の境にある鶴の彫刻だす。
どこかで見た事ないだすか？
これは日本航空の鶴丸マークの元になったモノだすよ。
本殿・拝殿・薬師堂の建物内部は撮影厳禁なので写真は無しだす。。。
国宝保護のために仕方ないだすな。
でもまだまだ見る所はたくさんあるだす。
こちらは薬師堂と対になってる神輿舎だす。
中には家康（中央）、秀吉（左）、頼朝（右）を祭った神輿が安置されているだす。
一通り見学したのでそろそろ終了だすが帰りの陽明門も見るところ満載だっただす。
陽明門の裏側には霊獣と呼ばれる想像上の動物が１９４体もあるんだすよ。
有名なところだと麒麟だすかね？
ここに居る麒麟はあのキリンビールのラベルのモデルになったんだすって。
こうしてみると東照宮にある物が結構企業マークに使われているんだすな。
今回修学旅行を辿ってみるって企画だったのだすけど、
歳をとってからの方が楽しめる事があるってのがわかっただすよ。
こういう楽しみ方での旅行も面白いだすな。
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