オッス!弁慶だす。
忠烈祠の近くの駅まではちょっと離れてるだすから、
散歩がてら歩いてたら圓山大飯店が見えて来ただす。
折角だすからちょっと寄ってみることにしただす。
この「圓山大飯店」は1952年に建てられた台湾のホテルの中でも特に有名なホテルだす。
海外からのVIPをもてなして来た老舗ホテルなんだすよ。
ここに泊まるなんて事はうちにはムリだす・・・
なので中の見学とカフェテリアでお茶か、
レストランで飲茶でもなんて思ってロビーに突入だす。
いや~
想像以上に豪華絢爛な内装だすよ。
ここのホテルは別名「龍宮」って呼ばれているんだす。
理由はホテルの装飾に約20万点もの龍の彫刻などが使われているからなんだすって。
2階からロビーを見渡してみただすけど、
ホントいろんな所が豪華で溜息しか出ないだすよ。
お茶ぐらいはしたいと思っただすけど、
時間帯が悪くレストランは休憩時間、
カフェも満席で入れそうにないだす。。。
しかも今年は建国100年の新年初日って節目な日なもんで、
この日はどこのホテルも結婚式が多かったんだすよ。
ここ圓山大飯店も盛大な結婚式が催されてただす。
仕方ないので圓山の見学はこのぐらいにして次の観光に行く事に。
次にやって来たのは「行天宮」って神社だす。
台湾には神社は数多くあるんだすけど、
「行天宮」は台湾一と言ってもいいぐらいにお参りの人が絶えない神社だす。
人気の理由としてはご本尊が商売の神様である「關聖帝君」って事だすかね?
「關聖帝君」ってのは三国志でおなじみの「関羽雲張」のことだすよ。
さすがに新年だすからここも混んでるだすよ。
お参りするのに長い列ができてて、
最後尾は1時間以上待つ事になるようだす。。。
お参りしないで見学だけなら中に入って来れるのだすけど、
こんなに混雑してるとどこまで入っていいもんだかわからんだすよ。。。
みんなが並んでる先頭に青い法衣を着てる女性がいるだすよね?
この人達は参拝客に「収驚」というお祓いの一種を行なう方々なんだすよ。
人は驚いたり強いショックを受けると魂が抜けてしまうことがあるんだすって。
もし魂が抜けたことに気がつかないまま生活をしていると、
徐々に体が衰弱してしまうので「収驚」を受けて魂を戻す必要があるそうだす。
このお祓いをしてくれる方々はボランティアなんだすよ。
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